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企業・団体名:小田急電鉄株式会社
お名前:和田正輝さん
ママボランの活動内容:新サービスのイベント企画

▼ママボランを受け入れた背景

私たちのチームで進めているプロジェクト「ONE(オーネ) 」は、2019年にスタートした地域密着型サービスプラットフォームで、小田急沿線を中心とした暮らしに役立つさまざまなサービスが集結しています。

この中で、子育て世帯を対象にした新しい取り組みを検討していたのですが、チームメンバーは全員男性。社内アンケートなどを実施したことはありましたが、もっと一般ユーザーとしての「ママ視点」を捉えたサービス設計をするにはどうしたらよいだろうかという課題感がありました。

そんな時、ママボランでボランティア活動経験がある知人から、ママボランを紹介してもらいました。最初にサービス内容を聞いた時は、育休中だったり、仕事と育児を両立している中で、他社でボランティアをしたいというママなんて本当にいるのだろうか…、どんなふうにかかわってくれるのか…、と半信半疑なところもありました。しかしmogのご担当者さんから、活動するママさんたちの目的が「自分自身の成長」と聞いて納得したんです。


▼ボランティア内容
ママボランティアとしてジョインいただいた3人には、ONEの新しい取り組みとして夏休みの親子向けイベント企画をお願いしました。具体的には、イベントの方向性や内容のリサーチ・企画、ターゲット設定、タイトルやキャッチコピーの作成などです。また、イベント告知用のチラシ作成のコンペをママボラン内で実施させてもらって、その審査員も3人にお願いしました。

イベント日程の設定について、われわれとしてはお盆の時期は帰省や旅行など家族の予定があるだろうから外したほうがいいのではと考えていたのですが、ママさんたちから「コロナ禍なので遠出は控えて、自宅付近で過ごす家族が多いのでは」という意見をいただき、あえてお盆期間もイベントに含めることにしました。そして、体験型イベント「夏休みキッズチャレンジ 」として2022年7~8月に開催。お盆の期間もほぼ満席となりました。「ママ目線」を取り入れさせてもらったおかげですね。


▼受け入れの際に留意していること

これまで業務委託などで外部の方にジョインしてもらったことはありましたが、ボランティアという形で入ってもらうのは初めてでした。せっかくお時間を割いていただくので、ママさん自身の成長に貢献したいということと、ママボランチームで決めたことは基本的にはそのまま実行に移せるようにということも意識。
もしそのまま実行できない場合は、その理由や背景をていねいにフィードバックして、「意見を言ってもムダ…」とならないように心がけました。みなさんの取り組みが、形になって世の中に出るところまでを体験していただきたいと考えたんです。

プロジェクトの進め方としては、週に1回オンラインミーティングを実施して、その場で意見をいただくというスタイル。また、ミーティング以外の細かなやり取りをするためのママボランチーム専用のSlackワークスペースを開設することでセキュリティの問題もクリアしました。Slackには「雑談部屋」も作り、ママボランティア同士の交流の場も用意しました。


▼ママボランを受け入れて良かったこと

参加いただいたみなさんの熱量やスキルがすごく高くて、こんなに意欲的にかかわってくれるんだと驚きました。こちらからのお題に対して、事前に下調べをしてくれたり、イベントのプレスリリース前に子育てメディアの一覧を自主的に作成してくれたりと、想像していた以上のアウトプットを出していただきました。

また、今回活動いただいたママさんたちは全員、小田急線以外の沿線にお住まいで、普段小田急を利用しない方たちからの“外の意見”がもらえたのも貴重でした。さらに、イベントタイトルひとつを取っても、チーム内のメンバーで考えるとどうしても似たようなワーディングになってしまいますが、自分たちとは違う視点でアイデアを出していただき、とても参考になりました。企画してもらったイベントは12個のイベントがほぼ満席となりました。

3人のチームとして活動いただいたことで、多様な視点を取り入れられ、プロジェクトに新しい風を吹き込むいいきっかけになりました。「ボランティア」ということで、どこまでお願いしていいのか、どんなふうにかかわってくれるのか手探りなところもあったのですが、想像以上に前向きで意欲的で、期待以上の成果を出していただきました。どんな依頼の仕方をすれば進めやすいか、というところも見えてきたので、次回はお願いする範囲を広げていきたいと考えています。


今回ママボランティアがジョインした新サービス「小田急ONE子育て応援プログラム」はこちら



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