ママボランは、ボランティアという実践の場を通して、未来のキャリアにつながる経験をしたいと考えるワーキングママが、自社以外の企業や団体でボランティアをするサービスです。 

今回は、「ゼロウェイスト」(ムダ・ごみ・浪費をなくして廃棄物自体を減らそうという考え方)を目標にした食品・生活・雑貨セレクトショップ、レストラン「ZeroWasteKyoto」主宰の植良睦美さんと、同店舗のECサイト立ち上げのボランティア活動をしたK.Nさんに、ボランティア活動の様子などを伺いました。


お話を伺った人
植良睦美さん
「ZeroWasteKyoto」主宰

K.Nさん
年齢:40歳
現在のお仕事:ゲーム関連会社マーケティング
参加時のお子さんの年齢/性別:6歳(女)、1歳(男)

 

―はじめに、ボランティアを受け入れた背景について教えてください。

植良さん:ZeroWasteKyotoという「ゼロウェイスト」を目標にした食品・生活・雑貨のセレクトショップとレストランを京都の寺町で運営しています。

コロナ禍でリアル店舗の需要が減り、「とりあえずネットでも販売できる体制を整えないと!」と、ネット販売の知識も実績もないままECサイトを立ち上げたんですが、売り上げがほぼない日が続いていました。
そんな時、知人の紹介でママボランを知り、ECサイトを軌道に乗せるためのコンサルテーションを手伝っていただきたいと受け入れを決めました。


―続いてK.Nさん、ボランティアに応募した理由を教えてください。
K.Nさん:私は10年ほどゲーム業界のプロモーションに携わってきましたが、長く勤務し続けるうちに、会社から与えられた数値目標を達成してもやりがいを感じなくなってきていて…。
育休に入ってふと立ち止まり、ゲームという商材について、「本当にこの商材が好きなのかな?」「この商材がいいと思って広めてるんだっけ?」と、心の中でモヤモヤしていることに気づいてしまったんです。

このモヤモヤの原因を突き止めたいというのと、実際に他社で異なる商材を取り扱ったらどんな気持ちになるのかを体験したくてママボランに参加
ママボラン事務局の方からZeroWasteKyotoさんを紹介してもらい、植良さんとお話させてもらいました。
環境にも人にも優しく、こだわりぬいた商品を、プライドを持って扱ってらっしゃると感じ、世間に広めるお手伝いをぜひやらせていただきたいと思いました。


―実際の活動内容について教えてください。
K.Nさん:植良さんからはECサイトの売上を上げるために広告を出したいという要望をお聞きしたのですが、実際のサイトの状況を拝見して、広告を出す前にそもそものサイト構成を見直したほうがいいなと考えました。
植良さんにもその必要性をお伝えして、ECサイト改修のディレクションを任せてもらいました。具体的には、サイト内に商品の写真が少なくて商品のよさがなかなか伝わっていないと感じたため、画像を増やしたり、商品購入がしやすいような導線設計などを進めました。
植良さんは、こちらのアイデアをお伝えすると快く了承してくれて、自由度高く実施させてもらいました。


―受け入れてよかったことを教えてください。
植良さん:体裁よい言葉で言っていただきましたが(笑)、私がECサイトの知識が全然ない中で、いろいろと教えていただいたというのが実際のところです。
K.Nさんに入っていただいたおかげで、プライオリティの決め方やユーザーコミュニケーションを意識することなど、ECサイト運営の基本を理解できました。

実はK.Nさんに手伝っていただく前までは、ECサイト経由で商品が売れないのはプラットフォームが使いづらいせいじゃないかと思っていました。
でもK.Nさんのご提案に沿ってECサイトを改修すると、オーダーがポツポツと入るようになってきたんです。プラットフォームのせいではなくて、こちらの知識不足や使い方の工夫が足りなかったんだと痛感しました。

売り上げにつながるご支援をいただいたK.Nさんには本当に感謝しかないです。出会ってなかったら途方に暮れて何もできていないままだったと思います。今でもECサイトのオーダーが入るたびにK.Nさんの顔を思い浮かべています。

K.Nさん:それはうれしいです!私がやらせていただいたのは、見た目を整えて、ユーザー導線の障害になる部分を最低限はなくしたという段階かなと思っています。
次のステップとしては、1度購入された方にメルマガ登録をしてもらったりして、リピーターをつくっていくことが必要だなと感じています。

植良さん:そこまで考えていただいていて本当にありがたいです。ずっと伴走してほしいぐらいです(笑)。


―最後に、K.Nさん、ボランティア活動をしてよかったことを教えてください。
K.Nさん:今回のボランティアを通して、ZeroWasteKyotoで取り扱っているひとつひとつの商品のストーリーを知ることができ、愛着がわきました。
こうして好きな商材にかかわれると、アイデアがどんどん出てくるし、実際に購入のオーダーが入った時の喜びもすごく大きかったです。現職の会社では感じられなくなっていた達成感を、あたたかい気持ちとともに感じられました

そして、やっぱり自分の好きな商材を扱いたい気持ちが大きくなりました。今のゲーム会社は予算規模の大きいプロモーションを回してみたいという志望で入り、当初はそれで満足していたんですが、あらためて、数字とは違う価値観に気づいたというか…。
私が大事にしたいのは、自分が納得して好きだと思えるものを広めていきたいということだったんだなと。今の仕事を続けながら、副業などスモールスタートで好きな商材にかかわれるきっかけを探していきたいなと思っています。


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実際のECサイト

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